2009年4月28日火曜日

主記憶装置の使われ方

主記憶装置は、CPUのアドレス空間に対応して、物理的にはリニアに配置される。 しかし、現在のCPUは、プロセスごとに保護されたメモリ空間を仮想的に割り当てる、仮想記憶を採用している。そのため、主記憶装置の空間を一定の単位に区切って管理しつつ利用するメモリ管理機能が利用されている。 その方法には、セグメント方式やページング方式がある。近年のパーソナルコンピュータ向けCPUでは、メモリ管理機能がCPU内に組み込まれている。統合チップセットによるオンボードグラフィックでは、描画専用のメモリを持たずに主記憶装置のメモリ空間の一部と共用している場合が多い。

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